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【プロセッサーレビュー】⑦モノクロ120フィルムの現像

  • Kazuyoshi Kawasaki
  • 8月8日
  • 読了時間: 3分

更新日:8月8日

 「AGO FILM PROCESSER」(以下、AGO)のレビューを始めて、ようやくモノクロフィルムの現像に辿り着きました(遅すぎ!)。フィルムフォーマットもこれまでとは被らない、ブローニーと呼ばれる120フィルムでの現像をしてみます。また、AGOの特徴である薬液の温度に応じて現像時間を調整する「時間補正機能」を生かすため、水平攪拌でカスタムプログラムを登録しました。

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 ちなみに、今回使用したフィルムと現像液はこちら。

  ・フィルム:Rollei RPX 100

  ・現像液:ADOX FX-39II

  ・カメラ:Zenza Bronica S2

  Massive Dev Chartで現像時間を確認すると、ISO 100で7.5分(希釈1+9)でした。


 今回の現像では120フィルム1本のみのため、AGO付属のユニバーサルタンクで賄えますが、薬液量がどうなるかをマニュアルで確認したところ、何と35mm1本と変わらない350mlでOK(垂直現像の指定薬液量は500ml=LPL金属タンク120 x1本用と同量)ということは、127フィルムも35mmやブローニーと同じ薬液量で良いことになりますね。

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 登録したカスタムプログラムに合わせて薬液と前浴用の水をメスカップに用意、さらに液漏れに備えてAGOを受け皿に載せ、さぁ準備万端。

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 前浴が終わり、現像液を流し込みスタートすると早速画面表示が次の通りとなりました。

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 カスタムプログラムにはチャートどおり現像時間を「7:30」と設定しましたが、残時間表示は既に「6:08」となり、その上の「-15%」表示どおり時間短縮が自動でされました。薬液温度も21℃と表示され、指定の20℃より1℃高いため更なる時間短縮がされている可能性があります。AGOには温度調整機能が無い代わりに、アルゴリズムに基づいて現像時間を調整してくれるので、温度管理に神経質になる必要がなく、さらに安定した結果を享受できます。


 現像結果は、お恥ずかしながらライトボックスに載せた状態でご覧いただきましょう。鎌倉の由比ヶ浜ビーチと江ノ島電鉄です。


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 久しぶりの中判、さらにこの猛暑とあって、1本撮り切るのが精一杯でした。ネガだけじゃ撮影結果の判断がなかなか難しいのですが、現像結果自体は問題なしです。できれば、後日プリントしたものをスキャンしてアップしたいと思います。


 マニュアルにも記載されているのですが、モノクロフィルムの現像(回転攪拌法)の場合、現像処理時間を15%短縮することを推奨されています。このため、設定メニューにおいて「時間短縮機能」を”有効”にすることを忘れないでください。

※時間短縮機能を無効にして、15%短縮した現像時間を登録することも可能。

 昨今、フィルムで撮影し暗室でプリントまでする方は少なくなっており、かなりの方がデジタイズをされて楽しまれているかと。フィルム現像がデジタイズ前の一工程として、安定した結果を「楽に」「面倒なく」得られるフィルムプロセッサーという選択肢を考えてもよいのかもしれません。


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Kazuyoshi Kawasaki

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